妊婦のトマトの食べ過ぎは良くないか?

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妊娠中にトマトを食べてはいけないという意見も

ミニトマト

 

妊婦がトマトを食べすぎるとよくないという意見がありますが、トマトを食べ過ぎたからといって心配するような悪影響は考えられません。

 

では、なぜ食べてはいけないという説が聞かれるようになったのでしょうか?

 

おそらくトマトに豊富に含まれるβカロテンが原因と思われます。

 

βカロテンは体内でビタミンAに変化することはよく知られていますが、ビタミンAを妊娠中に摂り過ぎると胎児が奇形・先天性障害をもって生まれる可能性があると言われているのです。

 

このように聞くとやはり心配になってきますね。

 

トマトを妊娠中に食べても大丈夫な理由

 

実は胎児に悪影響を与えると言われているビタミンAは動物性の食品に含まれるレチノールという成分です。これはレバーやウナギ、フォアグラ、あん肝などに含まれています。

 

ですから、これらの動物性食材を食べ過ぎたり、またサプリメントでビタミンAを多く摂取することには注意が必要です。

 

一方で、トマトに含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変化はしますが、この変化はビタミンAが不足している場合にのみ起きるようになっています。

 

ですから、食べすぎを心配する必要は全くないのです。むしろビタミンAを必要な分だけ補ってくれる働きがあるのですからありがたい食材と言えるのではないでしょうか。

 

妊娠中にトマトを食べたほうが良い理由

 

トマトにはβカロテンの他にも、つわりの緩和や妊娠中毒症の予防に役立つビタミンB6、胎児の脳の海馬の発達に関係するとされるビタミンC、血液をサラサラにして高血圧を予防するルチンなど妊婦にとってメリットの多い栄養素が含まれています。

 

また注目したい栄養素はリコピンです。

 

リコピンは活性酸素を抑制する抗酸化作用があることで知られており、妊娠中に低下する免疫力を高めてくれます。

 

ある研究報告では、1日4mgのリコピンを摂取した妊婦では妊娠高血圧腎症になる確率が50%も減少したそうです。

 

またトマトジュースで有名なカゴメ株式会社の研究結果では、妊娠中にトマトジュースを継続的に摂取することで、臍帯血・母乳においてのリコピン及びβカロテンの濃度が高まることが確認されたということです。

 

つまり、妊娠中にトマトをよく食べているなら、ママだけでなく赤ちゃんも活性酸素から守られ、健康面で大きなプラスになるということが言えます。それなら積極的に食べたいですね。

 

妊婦がトマトを食べる際の注意点

 

栄養面ではメリットの多いトマトですが、カリウムを含む夏野菜であり、漢方の分野でも体を冷やす野菜に分類されています。

 

妊婦にとって冷えは大敵ですから、体が冷え気味と感じているときにはやはり食べすぎには注意しなくてはなりません。

 

上手な食べ方としては、温かいスープに入れるなど加熱して食べることです。加熱することで体を温める食材に変化しますし、リコピンは熱に強いので、その効果も保つことができます。

 

トマトにはつわりを抑制するビタミンB6が含まれるためか、つわりの時にトマトだけは食べられたという人も少なくないようです。

 

つわりの一時期でトマトだけ食べすぎたとしても、その後にバランスのとれた食事を心がければ栄養面での問題はありませんので、心配せずに過ごしましょう。

 

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