妊婦が食べてはいけないチーズとは?

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妊娠中のチーズに注意が必要な理由

妊娠中に気をつけたい食べ物で意外に知られていないのがチーズです。

 

いろいろなチーズ

 

「えっ!チーズはダメなの?」と心配されるかもしれませんが、極端に心配する必要はありません。市販のチーズのほとんどは食べても大丈夫なものだからです。

 

ただ一部のチーズについてはリステリア菌というタチの悪い菌による感染症にかかるおそれがあり、母子ともに健康の大きなダメージを与える可能性があります。

 

では、まずリステリア菌による感染症がどのようなものかということから学んでみましょう。

 

チーズも一因!リステリア症とは?

 

リステリア菌による感染症はリステリア症と呼ばれていますが、この感染症にかかると初期ではインフルエンザにかかったかのような症状が表れることで知られています。

 

具体的には、発熱や体のだるさ、頭痛や関節痛などが起きます。

 

この感染症が妊婦にとって心配なのは、ごくまれに早産や流産につながると言われているからです。その確率は国内で年間1人か2人というレベルですが、それでも少しでもリスクがあるなら気をつけたいと思われることでしょう。

 

もうひとつ心配なのは、リステリア症は胎盤を通して胎児に感染するという点です。

 

この場合、新生児期に発症すると赤ちゃんが敗血症や髄膜炎にかかる可能性があります。

 

リステリア菌は健康な人の場合は感染しても無症状の場合が多いですが、妊婦の場合は妊娠中の体のしくみから免疫力が落ちているので、妊娠していない人と比較するとリステリア症にかかるリスクが20倍も高いようです。

 

リステリア菌の感染を防ぐには、その菌が付着している食品を口から入れないようにしなければなりません。

 

そして、リステリア菌の感染源の一つとなり得るのがチーズなのです。

 

妊婦が食べてよいチーズと避けたいチーズ

 

繰り返しになりますが、妊娠中に気をつける必要があるのは一部のチーズであって、他の多くのチーズは食べても何の問題もありません。

 

その注意の必要なチーズとは、ずばり輸入物のナチュラルチーズです。

 

市販のチーズの種類には、ナチュラルチーズとプロセスチーズとがあります。このうちプロセスチーズのほうは、ナチュラルチーズを加熱してつくりますから、リステリア菌も加熱殺菌され感染源となる心配はありません。

 

この菌は、冷蔵庫で保管しても増殖し、塩分でも殺菌できないやっかいな菌ですが、中心温度75度以上で1分加熱されると完全に死滅します。

 

またナチュラルチーズであっても、日本で製造されているものは加熱が義務付けられているようです。ですから、きちんと加熱されているかどうかの確認は必要かもしれませんが、基本的には安心してよいでしょう。

 

一方で、輸入物のナチュラルチーズの中には加熱殺菌していない生乳から作られたものがあり、これにリステリア菌が存在している可能性があります。

 

ナチュラルチーズの種類には、モッツァレラ、カマンベール、ブルーチーズ、チェダーチーズなどがありますが、これらの輸入物はそのまま食べるのは避けたほうがよさそうです。

 

また、チーズをそのまま食べないにしても、ピザやチーズケーキは大丈夫なのか心配になるかもしれません。

 

ピザなど加熱して作られる料理やスイーツであれば心配ありませんが、レアチーズケーキやムース、ティラミスなど生菓子で輸入チーズの使われる可能性のあるものは、妊娠中は念のためにやめておいたほうがよいかもしれません。

 

リステリア症の他の感染源

 

リステリア菌はナチュラルチーズだけでなく、非加熱の様々な食品が感染源となりえます。生肉が使われる馬刺しやユッケ、生ハムやスモークサーモンなども注意が必要です。

 

また調理の際に、生肉に触れた生野菜が感染源になることもあります。そのような二次感染にも注意しましょう。

 

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