妊娠 便秘 原因

便秘は妊娠中だけの問題ではない

確かに妊娠中は特有の理由で便秘になりやすい傾向があります。

 

便秘

しかし、妊娠中に限って便秘になったという人よりも、妊娠する以前から便秘がちだったという人のほうが多く見受けられます。

 

逆に妊娠してもほとんど便秘になることのない人もおられるようです。

 

いったいこのような違いはどこから生じているのでしょうか?

 

 

一般的な便秘の原因としては、筋力の低下などによる弛緩性便秘、ストレスなどを原因とする痙攣性便秘、また便意が感じにくくなっているために起きる直腸性便秘、病気が原因となっている症候性便秘などのタイプ分けがなされます。

 

しかし、それらの要因も含めた根本的な原因としてあげられるのが、腸内環境が整っていないということです。

 

単純に考えると、便秘とは便がスムーズに流れていかない状態です。

 

そのような状態になったのは腸の働きに問題があったからです。

 

ちょうど澄みきった清流に笹の舟を浮かべると下流へときれいな軌跡を描いて流れていきますが、泥と石の流れ込んだ川に笹舟を浮かべると転覆したり途中でひっかかってしまい下流へと流れていくことができないのと似ています。

 

腸内環境が悪いと腸の働き自体が正常ではなくなり、お通じにも影響が及んでしまうのです。

 

でも、このよく聞く「腸内環境」とはいったい何なのでしょうか?

 

腸内環境とは、簡単に言えば腸内細菌のバランスのことです。

 

腸内には、約100種類、100兆個の細菌が棲息しているといわれています。

 

この数がどれほど多いかというと、人間の体重のうち1〜1.5Kgぐらいはこの細菌の重さだということですから相当なものです。

 

これらの腸内細菌は、大きく分けると「善玉菌」と「悪玉菌」に分けられます。

 

善玉菌の代表が、よく聞く「ビフィズス菌」です。

 

善玉菌が活発なら、腸の働きも良くなり、お通じもスムーズにいきやすくなります。

 

逆に悪玉菌の代表がウェルシュ菌という細菌であり、これらは大腸の中の食べかすからアンモニアやスカトールといった有毒ガスを発生させます。

 

悪玉菌が優勢になっている状態は、腸の働きに異常が起こりやすく、便秘や下痢を引き起こすことにつながります。

 

ですから、妊娠中であるかどうかに関わらず、腸内の善玉菌を活発にし、増やしていくことが便秘を根本から改善するためのカギとなります。

 

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